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 ホンダは30日、米南部テキサス州で自動車部品メーカーのタカタ製エアバッグ搭載車で死亡事故があった、と発表した。

 ホンダによると、事故は今年1月18日に起きた。車は2002年に製造されたアコード。事故車は11年にリコール(回収・無償修理)対象となったものの、2度転売された中古車で、リコール通知が届いていなかった。

 米ニューヨーク・タイムズ紙の報道では、死亡したのは35歳の男性。他の車とぶつかった後にエアバッグが破裂し、金属片が飛び散って首に刺さったという。ホンダの担当者は「事故車を直接確認できておらず、死因との因果関係はわからない」と話している。

 タカタ製のエアバッグの不具合をめぐっては、日本や米国で2千万台以上がリコール対象となっている。ホンダの車では、米国3件とマレーシアで1件の計4件の死亡事故が確認されており、今回で5件目。

 米国では、タカタやホンダなどに対して集団訴訟を求める動きが広がっており、巨額の賠償金を求められる可能性もある。事故を受け、米上院議員3人は30日、米高速道路交通安全局(NHTSA)に対し、交換部品の確保を急ぐよう求める書簡を送った。(ワシントン=五十嵐大介

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