ドイツを代表する社会学者で「リスク社会論」の第一人者、ウルリッヒ・ベックさんが1日、心臓発作のため死去した。70歳だった。独主要メディアが伝えた。

 今の世界を「リスク社会」と名付け、富の生産を追求した近代化や市場経済の成果が、原発事故や環境汚染などのリスクとなって跳ね返ってくると指摘した。また、それに対応した新たな政治の必要性を訴えた。

 86年の著書「危険社会」で、原発事故に象徴されるような世界的「リスク」が登場してきたことをいち早く指摘。産業化が成功した結果として生み出された、予測することも補償することもできないリスクに揺り動かされる世界として現代を分析し、チェルノブイリ原発事故後の世界や東日本大震災後の日本に大きな影響を与えた。

 近代化が進んだあとに表れる、…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら