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 中国陝西省にある野生動物の研究施設で飼育されているジャイアントパンダ4頭が「犬ジステンパー」に感染し、うち2頭が死んだことが分かった。ほかに3頭の感染が疑われているという。中国メディアが伝えた。

 報道によると、2頭はいずれも8歳のメスで、先月9日と今月4日に死んだ。ほか1頭も危険な状態が続いている。感染した場合の致死率は90%に達するという。感染したり、感染が疑われたりしているパンダは隔離されている。施設では25頭が飼育されていたが、18頭は省内の自然保護区に移された。

 犬ジステンパーは、主にイヌの病気として知られるが、野生動物などもかかるウイルス性の感染症。イヌ向けのワクチンはあるものの、パンダに効果があるかは分からないという。食べ物や飛沫(ひまつ)を通じても感染するとされ、今回の感染経路は分かっていない。

 陝西省は、四川省と並ぶ野生のジャイアントパンダの生息地として知られる。(広州=延与光貞)

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