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 あらゆるモノをインターネットにつないで価値を高める「モノのインターネット」(IoT)。家電メーカーは、スマートフォンの次のヒット商品が生まれるかもしれないと注目している。哺乳瓶、植木鉢、スノーボード……。開発の主役は、世界中の新興企業だ。

「スマホの次」狙う

 未来の生活は、こんな「モノ」が支えるのか――。そう思わせる新製品を、スタートアップと呼ばれるベンチャー企業が、次々と世に送り出している。

 「スポーツ用品に電気製品の性能を入れようと考えました」

 そう話すのは、日本の家電ベンチャー「セレボ」(東京)の岩佐琢磨社長(36)。今月、米ラスベガスで開かれた世界最大の家電見本市「CES」に、スノーボードの上達を助けてくれるというビンディング(金具)「XON(エックス・オン)」を出展した。板にかかる荷重や板のしなり具合をセンサーで計り、結果をスマホなどに表示する仕組みだ。想定価格は5万~6万円程度という。

 福祉機器の「オリィ研究所」(東京)は、高齢や病気で寝たきりの人のための「分身ロボット」を出展した。ロボットの額に付いたカメラの映像は、スマホやタブレット端末に映し出され、ベッドの上でも見ることができる。端末を操作することで、ロボットに身ぶり手ぶりを交えて話をさせられる。家族や友人と一緒に、疑似的に旅行などを楽しんでもらおうと開発した。

 「CES」では、セレボやオリィ研究所のようなスタートアップの出展が昨年より大幅に増えた。多くはあらゆるものをネットにつないで「新しい価値」を生み出そうとする商品だ。

 赤ちゃんに関わるモノでも、スローコントロール(仏)の哺乳瓶は、ミルクを飲んだ量やペースを記録。ブルー・スパーク・テクノロジーズ(米)の貼る体温計は、体温の変化を常に記録する。いずれもスマホなどとつないで、状態を詳しく知ることができる。

 スタートアップよりは成長しているパロット(仏)は、植木鉢に挿すと水やりを自動でしてくれる「パロットH2O」を発表した。土の温度や湿度、肥料の量などをセンサーで感知する。スマホなどとつなげば、遠隔操作もできる。

 IoT企業への出資を手がける…

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