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 走行中の車の前を自転車で蛇行運転をしたとして、大阪府警は7日、堺市南区の14~15歳の中学3年の少年3人を道路交通法(安全運転義務)違反の疑いで書類送検し、発表した。3人は「暴走族に入るのを目指していて、その練習だった」と供述しているという。

 南堺署によると、3人は昨年9月26日午後5時5分ごろ、堺市南区の片側1車線の市道で、折りたたみ式自転車2台とマウンテンバイク1台に乗って女性(62)の乗用車の前に飛び出し、約150メートルにわたって蛇行運転をして通行を妨害した疑いがある。

 3人は、暴走族の最後尾で蛇行運転して後続のパトカーや一般車両を前に出させないようにする「けつもち」と呼ばれる走行の練習をしていたと説明。「怖そうな人の車の前には出ないようにしていた。高齢の女性ドライバーを狙った」と供述しているという。

 昨年10月7日に堺市内を走っていた暴走族を携帯電話で動画撮影していた少年(17)から携帯電話の任意提出を受けたところ、9月26日の蛇行運転の様子が写っていた。撮影していた少年は3人の知り合いで、3人のうちの1人は「練習の様子を撮ってもらっていた」と話しているという。南堺署幹部は「悪質で危険な行為だったので立件した」としている。(鈴木洋和)