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 団地の部屋をかっこよく、使いやすく――。最も多く団地を管理している都市再生機構(UR)が、もっと若者に住んでもらおうと、これまでのイメージを変える部屋をつくっている。狙いは、高齢化が進む団地の若返りだ。

 堺市南区にある、URの泉北茶山台二丁団地。45年ほど前にできた棟が並ぶ。せまい階段を上がって重たい鉄の扉をあけると、URが生活雑貨ブランドの「無印良品」と組んで改造した部屋がある。

 47平方メートルの1LDK。白を基調にした壁に、麻を使った薄茶色の畳が敷かれている。部屋を仕切っていたふすまは取り払われ、シンプルな白いキッチンが目を引く。押し入れだったスペースは小部屋になり、机やパソコンが置かれていた。家賃は月5万4千円だ。

 ここに住むのは、小森輝子さん(37)。婚約者の男性と2年前の春から住み始めた。「デザインが良い部屋は家賃が高くて住めないとあきらめていたけど、満足度は150%以上です」と話す。無印良品の製品が好きなうえ、おしゃれな間取りが気に入った。

 URは2012年から、無印良品を展開する良品計画の住宅子会社「MUJI HOUSE」と団地の部屋を一新するリノベーションを始めた。高齢化する団地に若者に住んでもらうのがねらいだ。近畿から始め、13年には東京にも広げた。今月末からは大阪府吹田市の千里青山台の部屋のほか、千葉や名古屋などにも展開し、6団地で計115戸に増やす予定だ。住人の多くは、20~30代だ。

 このほか、好きなように内装を変えていい「DIY(Do It Yourself)」の部屋を関西を中心に150戸設けた。賃貸住宅では退去時に元通りにしなければならないのが普通だが、改装したまま出られる。また、京都女子大学と組んでデザインした部屋も京都市西京区の二つの団地につくった。

■高齢化で空き…

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