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 東日本大震災を経験した塩釜市のかまぼこメーカー「阿部善商店」が、非常食にもなるおでんの缶詰を販売している。被災した社員の声を生かして常温でも食べられ、のどが渇かない味付けにした。賞味期限も3年を実現。ご当地ブランドのPRにもこだわっている。

 直径7センチほどの「塩竈(しおがま)おでん」の缶を開けると、同社自慢の揚げかまぼこが見えた。ちくわやコンニャク、しらたき、大根、ウズラのたまごも入っている。スープからはふわっと海の香りがする。小さいけれど本格的なおでんだ。「災害の時でも、せっかくならおいしいものを食べたいですよね」。同社製造部の佐藤正之部長(44)は言う。

 会社は塩釜港から500メートルほどの所にある。工場は津波の浸水を免れたが、電気や水道が止まったため、震災から約20日間は操業できなかった。3カ月後に本格的に操業を再開したが、1年間は生産量を震災前の8割ほどに抑えざるを得なかった。

 震災の1年後、避難所での生活…

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