[PR]

 1枚の紙から多くの連続した鶴を折る「連鶴」の作り方の原点といえる資料が桑名市で見つかり、市博物館が9日発表した。遊びの折り紙の作り方の本では最古とされる「秘伝千羽鶴折形(おりかた)」の元資料とみられ、作品の考案時期が特定できる点でも貴重な内容だ。

 「秘伝」は1797(寛政9)年に京都で刊行され、連鶴が全国に広がるきっかけになったとされる。記述の研究などから、桑名の長円寺住職、義道(ぎどう)(1762~1834)が連鶴を考案したこと、作り方を書いた私的資料「素雲鶴(そうんかく)」が存在したことが知られていたが、実物は失われたと思われてきた。

 昨年11月、長円寺の現住職が催しの準備で本堂の書庫を整理したところ、段ボール箱の中に「新撰(しんせん) 素雲鶴」と書かれた冊子が見つかった。連絡を受け、市博物館の歴史専門官大塚由良美(ゆらみ)さん(66)らが分析。23ページの冊子に、「秘伝」刊行より前で、発見された資料では最も古い1793(寛政5)年の記述の連鶴の展開図が書き込まれた1枚の美濃紙が挟まれていることに気づいた。

 紙は縦28センチ横39センチ…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら