[PR]

 相次いで起きた人質事件の容疑者たちが犯行の最中に、仏のテレビメディアの電話インタビューを受けていた。互いの犯行との関係を自らの口で明かした。

 インタビューは捜査当局の突入後に放送された。

 パリ市内のユダヤ系食材のスーパーに立てこもったアムディ・クリバリ容疑者(32)は、9日夕に、インタビューに応じたという。

 犯行の目的については、「フランスが、現在戦っている、イスラム国やほかのイスラムとの戦いから手を引く」ことを求めていると語った。

 どんなグループに所属しているのかという質問に対し、「イスラム国」と答え、「その指示を受けている」と、自らの犯行は、「イスラム国」に関わるものだと語った。

 また、クリバリ容疑者は、工場に立てこもったシェリフ・クアシ容疑者(32)らとの関係についても言及。

 新聞社襲撃事件の翌日に起きた警官射殺事件について、犯行の実行を認め、「彼ら(シェリフ容疑者ら)の標的は新聞社で、自分のターゲットは警官だった」と語り、「私たちは協調していたので、同時に行動を起こした」と説明した。

 一方、9日午前10時にインタビューを受けていたというシェリフ・クアシ容疑者は、自分が「イエメンのアルカイダ」に送り込まれたと明言した。(パリ=高久潤