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 大学受験の出願にウェブを利用する「ネット出願」が広がっている。ネット出願だと受験費用を安くする大学も増えている一方、逆に願書を持参することで割引をする大学もある。

 受験情報誌「蛍雪(けいせつ)時代」(旺文社)の調査によると、私立大の一般入試のうち、約26%でネット出願を実施。このうち約半数で、ネット出願の場合の受験料を割り引く。学科の併願や複数の受験方式(教科)を利用した場合の受験料を、1受験あたり5千円にする、といった「割引パック」を設ける大学もある。

 東洋大(東京都)は2014年度入試から、紙の入学案内や願書をやめ、出願をすべてネットに。同じ日の試験で複数の学科などを併願する場合に1万5千円を割り引く。加藤建二入試部長は「削減できたコストを、学内の教育研究に回していきたい。今の受験生はネット上の動画にも親しんでおり、学科内容を見て自分に合ったプランで受験できる」と話す。

 一方で、関西福祉大(兵庫県)は、受付日に願書を持って、受験料を大学で支払うと1万5千円を割り引く「持参割」を始める。担当者は「特に一般入試では大学を見ずに出願する傾向があった。大学の施設などを事前に見てもらい、入学後の『ミスマッチ』がないようにしたい」と話した。(河原田慎一)

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