チェスキーナ・永江洋子さん(チェスキーナ・ながえ・ようこ=イタリア在住のハープ奏者、音楽家支援者)は10日、ローマ市内の病院で死去、82歳。

 熊本県生まれ。東京交響楽団ハープ奏者を経てイタリア留学。資産家のレンツォ・チェスキーナ氏と結婚し、巨額の遺産を文化芸術に費やした。とりわけゲルギエフやマゼールら、世界的な指揮者たちとの親交が深く、ロシア・マリインスキー劇場に隣接する新劇場やコンサートホールの建設、ニューヨーク・フィルの北朝鮮公演などに多大な貢献を果たした。大分県の別府アルゲリッチ音楽祭やベネズエラのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ来日公演などを通じ、日本とも関係を持ち続けた。