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 国内航空3位のスカイマークは、昨年12月の平均搭乗率が前年同月より5・6ポイント低い54・5%だったと発表した。12月としては2005年12月に51・4%になって以来9年ぶりに50%台になった。昨年10月からの値上げに加え、経営難が伝えられたことで利用者に敬遠されたとみられる。

 昨年12月の利用者数は、前年同月より5・7%少ない47万4694人だった。地方空港どうしを結ぶ路線の搭乗率が30~50%台と苦戦したほか、羽田空港を発着する路線でも鹿児島便が前年同月より4・7ポイント減の54・3%、沖縄便が19・2ポイント減の52・0%だった。

 エアバスの最新鋭機「A330」の導入で座席を増やしたのも逆効果になった。羽田―福岡便では座席を前年同月より35・8%増やしたが、搭乗者数は10・0%しか増えず、搭乗率は14・9ポイント減の63・4%に。座席を24・3%増やした羽田―札幌便の搭乗率も11・4ポイント減の67・2%になった。

 スカイマーク広報は「客数が想定に届いていない。A330の知名度を上げるよう力を入れたい」としている。スカイマークは資金繰りが厳しいため、ANAホールディングスに出資を求めることも検討し始めている。(土居新平)

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