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 昨年1年間に自殺した人は2万5374人(速報値)で、前年より1909人(7%)減った。5年連続の減少で、3年連続で3万人を下回った。男女別では男性が1万7354人、女性が8020人だった。警察庁が15日に発表した。

 都道府県別では、38都道府県で前年より減り、長野、宮城、宮崎など7県で増えた。

 人口10万人あたりの自殺者数が多いのは、山梨30・2人▽岩手28・9人▽秋田26・4人▽新潟26・2人▽宮崎24・8人の順。少ないのは、大阪15・4人▽神奈川15・7人▽岡山16・9人▽石川17・2人▽福井18・0人▽京都18・0人だった。

 年間の自殺者数は1978年から統計があり、98年に初めて3万人を超えた。ピークは03年の3万4427人で、10年から減り続けている。昨年は3万人を超える前年の97年(2万4391人)の水準だ。

 昨年1~11月分(2万3579人)の統計を分析した内閣府によると、動機別で最も多かったのは「健康問題」の1万1870人。「経済・生活問題」は3791人、「家庭問題」は3314人だった。東日本大震災関連の自殺者は21人で前年同期より15人減った。