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 葛西臨海水族園(東京都江戸川区)は14日、ドーナツ型の大型水槽で展示しているクロマグロやカツオ類の群れで昨年12月から原因不明の大量死が発生していると発表した。12月1日現在で165匹いたが、135匹が死んで30匹になったという。死因は特定できておらず、同園は大学や国の研究機関にウイルスや細菌の有無などの診断を依頼している。

 同園によると、大量死で昨年12月1日以降、クロマグロが46匹死んで14日時点で17匹、カツオの仲間のスマが63匹死んで4匹、ハガツオが26匹死んで9匹になった。クロマグロが1日に7匹死ぬこともあった。

 水質の異常や寄生虫の発生は確認されていない。隣の水槽の改修工事が12月10日から始まったが、ストレスを与えないように工事時間や騒音には配慮していて、因果関係は不明だという。

 同園によると、陸上の施設でクロマグロの群れを展示している唯一の施設。1989年の開園以来、展示の目玉にしているという。