[PR]

 政府は16日、2016年のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界文化遺産登録を目指し、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本両県)の推薦を閣議了解した。正式な推薦書を今月中にユネスコに提出する。日本やフランスなど7カ国で登録を目指す「ル・コルビュジエの建築作品」の一つとして、国立西洋美術館(東京都)の推薦も閣議了解した。

 「長崎の教会群」は、16世紀以来の日本におけるキリスト教の受容過程を示す遺産群として、長崎市の「大浦天主堂と関連施設」など14資産で構成する。以前は13資産だったが、「平戸島の聖地と集落」としてまとめていた資産を、「平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳)」と「同(中江ノ島)」に分けた。

 正式な推薦書を出すと、今年9月ごろ、ユネスコの諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)が現地を調査する予定。イコモスは16年4月末~5月初旬に「登録」や「不登録」などの判断をユネスコに勧告し、同6月末ごろのユネスコの世界遺産委員会で登録の可否が決まる見通し。