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 火星に人類が立つのは10年後か20年後か――。世界各国で火星への有人探査や移住の計画が進んでいる。地球上でのシミュレーションも始まり、日本人も挑んでいる。

 将来の火星有人探査に備えた実験が今年始まる。被験者の最終選考に残る唯一の日本人、村上祐資(ゆうすけ)さん(36)が昨年12月、火星環境を模した砂漠での選抜実験を終えて帰国した。

 参加したのは米国の「マーズ・ソサエティー」が主催するプログラム「MA365」。20カ国から200人以上が応募し、6人が選ばれて北極の島で1年間の仮想「火星生活」に挑む。

 最終選考に残った19人は3班に分かれ、村上さんの班は20~50代の男性5人と女性2人、国籍は日米英、フィンランド、ブラジルだった。16日間、米ユタ州の砂漠にある火星基地を模した施設で生活し、閉鎖環境での行動や協調性、精神面の強さを試された。

 限られた水や燃料、食料をどう使い、地球との交信、緊急時の対応はどうするか。現場ではそれぞれが隊長や医療担当などの役を与えられ、村上さんは「生物学者」だった。地球外生命を探す役だが、酸素がない想定の外では宇宙服着用が必須。目の前の仲間とも無線で交信し、ヘルメットで視界も狭い。慣れない分厚い手袋での作業も困難を極めた。

 選考では個人のスキルだけでな…

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