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 興行収入80億円を超える大ヒットとなったフルCGアニメ「STAND BY ME ドラえもん」の映像はいかに作られたのか? デジタルハリウッド(専門スクール)が10日に開いた「映画『STAND BY ME ドラえもん』キャラクターCGメイキングセミナー」を聴いてきました。マンガの「藤子・F・不二雄先生の世界」を3DCGでどう再現するか、作り手のこだわりと試行錯誤の過程で生まれた“リアル家電”なドラえもんとか、野比“優等生”のび太とか、完成形に至る前のいろいろなキャラクターを見ることができて面白かったです。

 登壇したのは、監督(山崎貴さんと共同)の八木竜一さん(映画「Friends もののけ島のナキ」など)、アートディレクターの花房真さん(ゲーム「鬼武者3」「重鉄騎」など)、CGスーパーバイザーの鈴木健之さん(テレビアニメ「うっかりペネロペ」、映画「ナキ」など)。スクリーンに制作のフローチャートや試作CGキャラ、パイロット版の映像などを映しながら約2時間、語って下さいました。

 一番の衝撃的ビジュアルは、家電ドラえもん。「ドラえもんっていうのは、未来の電器メーカーが作った家電だろう、というコンセプトで作ってみました」と花房さん。後頭部や腕にパーツの継ぎ目が走り、あちこちにむき出しのネジが見え、体にはロットナンバーが印刷され、目は液晶モニター。更に大きく開いた口の奥にスピーカーが!(←小さな穴がボツボツと円形に開いてる)

 「このくらい(リアルに)やらないと大人の観客が満足しないだろうと思って作ったんですが、見せた人ほぼすべてが私に対して反感と怒りをぶつけてきまして。『スピーカーは違うだろう』とか『ドラえもんの夢が壊れる!』とか。真面目に考えると、22世紀にこんなモロにネジは出てないだろうし、もっとツルツルの方がリアルでしたね」

 八木さん「ドラえもんの耳がついていた跡も作ろうとか、いろいろ考えたよね。結局『ロボットぽくしないで下さい』という話になって“ロボえもん”はナシに」。

 ドラえもんはたくさんフィギュ…

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