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 約1500匹のニホンザルが生息する高崎山自然動物園(大分市)で、イケメンのオスザルを決める「総選挙」。群れでの序列や名前などは伏せ、顔だけを基準に16匹の「候補者」から選ぶ。投票は23日正午に締め切られ、24日に結果が発表される。

 今月上旬、園の入り口の投票所で来園者が16匹のサルの写真を見比べていた。名古屋市の和田由理さん(35)は「皆同じに見えても、目の形や毛のツヤが全然違う」。夫の徹さん(35)は「貫禄があるサルが渋い」と話し、夫婦で別々のサルに投票した。

 選挙は昨年12月20日にスタート。投票所のほか、園のホームページからも投票できる。園は12年以降、アイドルグループAKB48の「選抜総選挙」にヒントを得てオス、メスごとに投票を計4回実施。「選挙」は人気者を生む絶好の機会だ。背中に白い羽のような模様があるメスザル「ピー」は選挙で知名度が高まった。

 ただ、前回のオスの選挙では、失踪騒ぎで注目を集めた「ベンツ」が圧勝。群れでの地位が高かったり、名前に特徴があったりするサルが強かったため、今回は名前や序列を伏せた。純粋に「ひいきのサルを見つけてほしい」(担当者)との狙いからだ。1位に輝いた「イケメン猿」は、24日午前10時に入園口で発表される。(稲垣千駿)