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 野々村竜太郎・元兵庫県議(48)による政務活動費の不適切支出問題で、兵庫県警は19日、政務活動費約220万円をだまし取ったなどとして、野々村元県議を詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで書類送検した。県警によると野々村氏は「一度手にした政活費を返したくない気持ちを抑えられなかった」と説明しているという。

 県警によると、野々村氏は2011~13年度の政務活動費の支出報告書にうその使い道を記載したり、改ざんした領収証を添付したりして県議会に提出し、約220万円をだまし取った疑いがある。

 県警は県議会などからの刑事告発を受け、野々村氏の3年分の報告書に記載された計1684万円の使途を捜査し、詐取が裏付けられた一部に絞って立件した。

 野々村氏は問題発覚後の昨年7月に県議を辞職。初当選後に受け取った政活費の全額1834万円を遅延利息89万円とともに全て返還している。