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 岡山県笠岡市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、農林水産省は21日、専門家らによる現地調査の際、鶏舎内でネズミ1匹が見つかったと発表した。農水省は、ネズミがウイルスを媒介した可能性も含めて、感染経路を調べている。

 ネズミは、鶏の殺処分が実施されていた16日に確認された。農場主は農水省の調査に対し、過去にも鶏舎内でネズミを見かけたと証言。月1回、専門業者による駆除を実施し、殺鼠(さっそ)剤も置いていた。伏見啓二・家畜防疫対策室長は「標準的な防疫措置」と話した。

 また、鶏が産んだ卵を鶏舎外へ運ぶベルトコンベヤーの搬出口に、小動物が出入りできるほどの隙間があった。鶏舎の周りには複数のため池があり、数羽から十数羽のカモ類も確認された。ただ、必要な消毒や、野鳥と鶏の接触を防ぐ措置は取られていたという。