[PR]

斬首、支持拡大につながらない 英王立統合軍防衛研究所 トム・キーティング研究員

 「イスラム国」による人質の斬首は、イスラム世界から強い批判を浴びてきた。今回、身代金を要求した背景には、斬首が「イスラム国」の支持拡大につながらないか、マイナスに働いていると分析したことがあるのではないか。

 身代金を支払わないとしている米英も、交渉には応じる。アフガニスタンで反政府武装勢力タリバーンに拘束され、昨年、タリバーン幹部の釈放と引き換えに5年ぶりに解放された米陸軍の軍曹が好例だ。

 「イスラム国」とアルカイダ系組織との違いは、アルカイダ系が仲介者を通じて交渉するのに対し、「イスラム国」は家族宛てに電子メールを送りつけるなど直接交渉の道を探る点だ。これは各国政府による「イスラム国」との交渉を難しくしている。政府は通常、「身代金は払っていない」と否認を貫くために仲介者を通すことを望むからだ。

 国連安全保障理事会は昨年1月、加盟国がテロ組織への身代金支払いに応じないよう求める決議を採択した。英米を除く各国は、あいまいな「否認」を主張するために知恵を絞る。ただ、今回のようにあまりにも時間が限られる場合は難しいといわざるを得ない。

■現金を稼ぐ常套手段 米ジョー…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

こんなニュースも