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 4歳の時に交通事故にあって首から下が動かなくなり、22年間、自宅のベッドに寝たきり。そんな盛岡市の男性が、アルバイトを始めた。あごでパソコンを動かして遠く離れた東京にあるロボットを操る。ネットとロボットの力で「自分で稼ぎたい」との悲願を実現した。

 男性は、番田雄太さん、26歳。高校教師だった光雄さん(67)と看護師だった幸子(さちこ)さん(62)の長男として生まれた。4歳のときに車にはねられ、脊髄(せきずい)を痛めてしまった。人工呼吸器の生活が始まるが、かろうじて食事と会話はできる。

 養護学校のころ、口で筆をとって石川啄木の詩を書にし、盛岡で作品展をひらくほどの腕前。いまは筆を専用のペンタッチキーに代えて、あごの微妙な動きでパソコンをあやつる。

 番田さんのパソコンは、東京都武蔵野市のベンチャー「オリィ研究所」と結ばれる。同社が開発中のロボットは、目の部分のカメラがとらえた映像を、遠くはなれたパソコンの画面で見ることができ、マイクを通じて遠方の人と話もできる。病室にいながら遠くの家族と面会できたり、持ち運びもできるので本人の代わりに旅行についていけたりする。

 同社は2012年、小学生のと…

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