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 午後の授業が休みになり、三四郎は美禰子の家を訪ねた。応接間に現れた美禰子は「とうとういらしった」と親しげに迎える。三四郎は「佐々木が」と単刀直入に切り出す。金をなくした経緯を説明し、借りても借りないでもいいと三四郎が言うと美禰子は冷淡になった。それでいて「怒っていらっしゃるの」と三四郎の耳元でささやく。

 二人は一緒に歩き出し、銀行の前で美禰子は通帳を取り出した。三四郎は銀行でお金を受け取る。美禰子は絵の展覧会に行こうという。「預かって置いて頂戴(ちょうだい)」と美禰子に言われ、三四郎はお金を返しそびれてしまう。

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