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 動物園の人気者、コアラが減っている。1997年のピークには全国に96頭いたが、今やその半分以下の46頭に。今年度、久しぶりに計7頭も「大量来日」したのを機に、東山動植物園(名古屋市)が中心になって他の動物園とともに国内での繁殖に力を入れている。

 多摩動物公園(東京都日野市)に昨年11月、東山から1頭の雄のコアラ「タイチ」(2歳)がやってきた。繁殖を目的にしたレンタル移籍だ。

 多摩では昨年8月に雄のコアラが死んだ。タイチが来るまで、雌2頭しかいなかった。これからは様子を見ながら繁殖していくといい、飼育展示係長の細田孝久さん(55)は「多摩動物公園といえばコアラ、というぐらいお客さんに人気がある。そのためにも数を増やし、コアラの赤ちゃんの姿をお客さんにお見せできれば」と期待を込める。

 タイチを送り出した東山は84年にコアラが初めて日本に来た三つの動物園の一つ。86年には繁殖に初めて成功した。副園長の黒辺雅実さん(56)は「各園ともコアラが少なくなってきて外へ出したがらなくなっている。飼育30年の経験を持つうちが率先して送り出した」と語る。

 東山には一時13頭もいたが、…

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