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 米通商代表部(USTR)のフロマン代表は27日、米議会の公聴会で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について「数カ月以内の妥結を目指している」と語った。フロマン氏がTPPの妥結時期を示すのは珍しく、早期妥結に意欲をみせた。

 フロマン氏は「妥結時期は交渉内容による」としつつ、「交渉は重要な進展をみせている。最終段階にある」と話した。妥結に重要とされる、大統領に貿易交渉を一任する貿易促進権限(TPA)法案については「交渉の目的を(法案に明記し)議会に決めてもらうためのものだ」と話し、早期可決に理解を求めた。

 議員からは、参加国による為替操作への対抗措置をTPPに盛り込むよう求める声が相次いだ。だが、フロマン氏は「ルー財務長官が各国と対応している」として、TPPでは協議しない姿勢を改めて示した。(ワシントン=五十嵐大介

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