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 米ホワイトハウスの敷地内に無線操縦の小型ヘリが墜落した問題で、操縦していたのは、地図情報の提供や分析を行う情報機関「国家地球空間情報局」(NGA)の職員だったことがわかった。NGAが27日、声明を出して認めた。ただ、小型ヘリは職務とは関係ない市販品で、休日に酒に酔って飛ばしていたという。

 NGAは声明で、「職員が非番の日に個人の道具を使ったものだが、事態を深刻に受け止め、信頼回復に努める」などと述べた。NGAは国防総省傘下の専門機関で、衛星写真や航空写真の提供・分析などを担う。無人機で情報を集める任務もあるが、この職員の担当ではないという。

 米メディアによると、職員はホワイトハウス近くのアパートで酒を飲み、知人の小型ヘリを飛ばして制御できなくなった。ヘリは家電販売店などで1千ドル以下で市販されているという。

 外遊中のオバマ大統領は27日、CNNのインタビューで、無人機が農作物の管理や野生動物の監視など様々な分野で役に立つとした上で、「ただ、規制のようなものがまったくない」と指摘。関係機関に法整備などの検討を指示したことを明らかにした。(ワシントン=小林哲

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