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 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世側にひそかに情報提供し、国家の安全を危うくしたなどとして、中国チベット自治区当局が昨年、15人の地元共産党幹部を処分したことがわかった。中国メディアが29日までに報じた。

 報道によると、当局は27日、15人がチベット独立を狙う地下組織に参加したり、機密情報を提供したりしていたと認定し、処分を公表。名前や役職は明かされていない。また、28日にも、インドと接する山南地区のチベット族の元党幹部を重大な規律違反の疑いで調査中と発表しており、関連が指摘されている。

 中国政府は、インドに亡命しているダライ・ラマ14世とその支持者らを「中国からの分離独立を企てている勢力」などと非難し、自治区内でもチベット族の行動を厳しく監視している。一方で、こうした締め付けに対し、抗議の自殺なども相次いでいる。(広州=延与光貞)

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