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 東京・永田町の首相官邸前には1日、約200人が集まった。沈黙したまま、思い思いのメッセージを掲げた。

 「世界の子どもたちのしあわせを のぞんだ後藤さんを わすれない」と2人で掲げた夫婦。「湯川さん 後藤さんの いのちを返せ」と書いた僧侶。参加者たちは手作りのボードを掲げた。

 「あなたが示してくれた勇気に敬意を表します」と掲げた川崎市麻生区の派遣会社員、千葉智恵子さん(45)は「後藤(健二)さんが、紛争地の子どもや難民の報道を続けたことも、危険を承知で湯川(遥菜(はるな))さんを捜しに行った勇気も、たたえたい」。東京都杉並区の会社員、今野良明さん(36)は「報復感情に流されることなく、争いでは解決しないという思いを多くの人と共有したかった」と、「非戦」と書いた画用紙を掲げた。

 集会を呼びかけた「許すな! 憲法改悪・市民連絡会」の高田健さん(70)は「悔しくてしょうがない」と涙声で言った。