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ヤクルト

 ウォーミングアップを終えた山田が、青い光沢に白のラインの入った新しいスパイクに履き替えると、跳びはねるようにグラウンドへ駆けていった。「今までよりもフィット感があるし、軽い感じがする」

 これまでプロで8人しか達成していない「打率3割、30本塁打、30盗塁」の「トリプル3」達成へ向け、スパイクを改良した。昨季は打率3割2分4厘、29本塁打をマークしたが盗塁数は15だった。

 昨年12月に足形を取り、オリジナルのスパイクを依頼。かかと部分の歯を3本から2本に減らし、つま先側の歯数を増やした。重心が前にかかることで蹴る力が上がり、スタートが切りやすくなるという狙いだ。重さも50グラムほど軽くなったという。

 「こんなに走ることを考えるのは野球人生で初めて」。全体練習が終わっても、三木作戦兼内野守備走塁コーチにつきっきりで走塁の指導を受ける。「今年は走りますよ。打撃も昨年以上の成績を残したい」。貪欲(どんよく)な22歳だ。=浦添(山口裕起)

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