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 2日午後2時ごろ、山梨県身延町上之平にある町営の「甲斐黄金村 湯之奥金山博物館」に黒い目出し帽をかぶった不審者が訪れ、突然、入り口付近のショーケースを工具で割り、金の延べ棒を模したレプリカ商品を奪って逃げた。不審者は外にとめてあった山梨ナンバーの青色の乗用車に乗って逃げた。県警は強盗事件として調べている。

 県警捜査1課によると、不審者は男とみられ、身長約170センチで上下に黒いジャージーを着ていた。ショーケースの先の受付に女性職員がいたが、無言でショーケースを割りレプリカ商品のみを奪って逃げたという。同じショーケース内の他の展示品は盗まれなかったという。

 同博物館によると、ショーケースには鉄の塊に金めっきをした土産品6個が重ねて置かれていて、全てなくなっていた。1個3800円だという。職員のひとりは「高価に見えそうだから入り口付近に飾ってあった。本物だと思ったのではないか」と話した。

 所管する高野博邦町生涯学習課長は、2011年12月にも未明に金製品を盗まれたことに触れ「白昼、こんなことが起こるとは。手口を分析して対策を考えたい」と述べた。

 町教育委員会によると、町立の久那土、下部の両中学は、生徒を集団下校させた。町教委は町立の4小中学校に3日の登下校も集団でさせるように指示した。