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 優れた句集に贈られる第54回俳人協会賞に、南魚沼市津久野上新田、農業若井新一さん(67)の「雪形(ゆきがた)」(KADOKAWA)が選ばれた。日本有数の豪雪地帯で、田んぼや畑に向かう日々。その句からは、四季折々の表情を見せる大自然への確かなまなざしと、厳しい風土と土地、農業を愛してやまない俳人の息遣いが感じられる。

 「魚沼地方の豊富な俳句の素材を、十分に生かしたい。誰も詠んだことのないような世界を表現したい。そう願い、ぎりぎりまで言葉を吟味し、選び、精進してきました」。若井さんは静かに喜びを語る。

 大学卒業後、転勤族のサラリーマンになり、県内に勤めた。28歳のときに父を病で失い、実家の田んぼや畑を継ぐことになった。「何か夢中になれるものを探そう」。そう考えていたころ、知人が俳句を勧めてくれた。「575の17文字で、一つの世界が現れる」。たちまち魅力にとりつかれた。

 詠む素材は雪と田畑が中心。こ…

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