原 嘉寿子さん(はら・かずこ=作曲家、本名原和子〈はら・かずこ〉)昨年11月30日、心不全で死去、79歳。葬儀は近親者で行った。喪主は長男久貴(ひさき)さん。

 東京芸大卒業後、イタリアで声楽を学ぶ。水戸芸術館と東京室内歌劇場が共同制作した「さんせう太夫」や浜松市の委嘱で生まれた「額田女王」、菊池寛の小説を素材に大分県などが企画、主催した「青の洞門」など、町おこしに貢献するオペラを積極的に地方から発信した。80年代、臓器移植がテーマの「脳死をこえて」を発表。99年にはドストエフスキー原作「罪と罰」を新国立劇場で上演。01年紫綬褒章。