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 前橋市の高齢夫婦が殺傷された事件で、市内の別の高齢女性を殺害して金品を奪った疑いが強まったとして、群馬県警は5日、前橋市本町1丁目の無職土屋和也容疑者(26)を強盗殺人などの疑いで再逮捕し、発表した。

 発表によると、再逮捕容疑は、昨年11月上旬、前橋市日吉町1丁目の小島由枝さん(93)宅で、小島さんの頭をバールで殴ったり、首を包丁で刺したりして殺したうえ、貯金箱の中にあった約5千円のほかパンと菓子(約500円相当)を奪ったというもの。

 県警の説明では、土屋容疑者は「小島さんと面識はない。高齢者が住んでいると思われる平屋建てで、無施錠の家を狙った。スマートフォンの課金ゲームなどで生活が困窮していた。ゲームに毎月4万~5万円使っていた」と話しているという。

 前橋地検は5日、昨年12月に前橋市の川浦種吉さん(81)夫婦を殺傷したとして、土屋容疑者を強盗殺人などの罪で起訴した。起訴内容は、昨年12月16日午前3時半ごろ、川浦さん方に侵入、リンゴ2個を奪い、妻を刺して重傷を負わせ、さらに川浦さんも刺して殺したというもの。逮捕容疑は殺人と殺人未遂だったが、地検は金品を奪う目的があったと判断した。