【動画】福島第一原発の調査ロボ公開=長野剛撮影
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 東京電力福島第一原発の原子炉格納容器内を調べるロボットが5日、開発にかかわった日立GEニュークリア・エナジーの工場(茨城県日立市)で報道陣に公開された。溶けた燃料がある1号機の格納容器に今春、投入される。

 格納容器内は放射線が非常に強く人間は入れないため、電力会社や原発メーカーなどでつくる国際廃炉研究開発機構が、国の補助を受けて開発した。

 公開されたロボットは全長60センチの棒状で、2カ所で折れ曲がってコの字形に変形する。棒状のまま直径10センチのパイプを通り抜け、ケーブルでつり下げられながら床に着地。コの字形になって床の上を走り、周囲を撮影した。

 ロボットは電線などを通す穴から格納容器内に投入され、燃料探査に向けた予備調査に使われる。強い放射線は電子機器に害を与えるため、保証できる搭載カメラの寿命は10時間。放射線量や温度も測定できる。(長野剛)