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キャンプの素顔

 阪神の選手たちが8日、キャンプ中は毎年恒例となっている少年野球教室を開いた。小中学生約130人に、基本的な技術や選手としての心構えを説く。普段の球場では、なかなか見られない姿を写真とともに、ご覧ください。

 生真面目なマートンは、自分の打撃理論を教え込んだ。ボールを地面に両足のスタンスと並行になるように3個置き、「1個だけ打つのではなく、2個目も3個目も打てるようにバットを出すイメージ」。子どもたち以上にうなずいていたのが、隣にいた新人の江越だった。

 ひときわ盛り上がっていたのが、打撃フォームを教えていた西岡、今成、西田の3人組。西岡は子どもたちに対して「声が小さい」「ありがとうございましたと、ちゃんと言いなさい」とバットの振り方以上に、礼儀を教えていた。その手本を見せたのが今成。中学生に負けじと、「よっしゃー!」と叫びながら、ティー打撃を行った。「僕も初心に帰りました」。本人も存分に楽しんでいた。

 プロ野球選手は子どもたちにとって、会えただけでうれしい存在だ。この日、西岡に手袋をもらった宜野座中1年の大城道斗君(13)は「飾っておきます」と目を輝かせていた。僕もいまだに、昔巨人にいたクロマティのサインを大事に持っている。これを機に、野球に興味を持ったり、上達のヒントを得たりする子どもが一人でも出てくることを陰ながら願っている。(井上翔太)

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