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 長野市で2010年に起きた経営者一家3人殺害事件で、強盗殺人などの罪に問われた池田薫被告(38)について、裁判員裁判による死刑判決を破棄して無期懲役とした二審・東京高裁判決が確定する。裁判員裁判の死刑判断を覆した高裁判決が確定するのは3件目となる。検察側が高裁判決を受け入れ上告しなかったため、無期懲役以下の刑になる見通しとなっていた。

 最高裁第三小法廷(大橋正春裁判長)が9日付の決定で、池田被告側の上告を退けた。裁判官5人全員一致の意見。二審判決によると、池田被告は10年3月、ほかの2被告らと共謀し、勤め先の会社を経営する男性(当時62)とその長男(同30)、長男の内縁の妻(同26)を殺害して現金416万円を奪い、遺体を資材置き場に捨てた。

 一審・長野地裁の裁判員裁判の判決は、「殺害を遂行するために池田被告の協力は重要だった」として死刑を言い渡した。これに対し、二審・東京高裁判決は「共犯者に巻き込まれる形で犯行に加わっており、被告には計画性もなかった」と判断。死刑を破棄し、無期懲役とした。

 二審判決に対して、検察側は上…

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