【動画】富士山麓の森で手乗りヤマガラが人気=河合博司撮影
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 富士山麓(さんろく)にある「西湖野鳥の森公園」(山梨県富士河口湖町)で、野鳥のヤマガラが、観光客の手のひらでヒマワリの種などのエサをついばみ、人気を集めている。渡辺貞夫園長によると、広葉樹林を飛び交う約30羽のうち、半数がこうした行動をとるという。

 最初の数粒はその場で食べ、満腹になると落ち葉の下などに隠して何度も舞い戻ってくる。こうした光景がエサの乏しい晩秋から3月上旬にかけて見られる。

 山階鳥類研究所自然誌研究室の平岡考専門員によると、特定の個体が人に慣れる例はあるが、野生で多数の個体が同じように慣れている例は珍しいという。「驚かせないように根気強く接してきたのだろう。ただ、自然のバランスを崩さないように、過度のエサやりは控えて欲しい」と話している。(河合博司)