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 韓国のソウル行政裁判所は13日、韓国当局による出国禁止措置の執行停止を求めた産経新聞の加藤達也・前ソウル支局長の仮処分申請を棄却した。加藤前支局長は昨年10月、記事で朴槿恵(パククネ)大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴されており、出国禁止は昨年8月から続いている。

 加藤氏は公判には今後も誠実に出席すると表明する一方、出国禁止が続いていることで本人や日本にいる家族が精神的な苦痛を受けていると主張。昨年10月には東京本社への人事異動が発令されており、業務に支障が出ていると訴えていた。

 これに対し、ソウル行政裁は家族は韓国に会いに来ることができ、人事についても発令を猶予すれば問題はないと指摘。出国禁止措置についても「違法性が明白とみるのは難しい」として、執行停止を求めた仮処分申請を退けた。(ソウル=東岡徹

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