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 障害者ノルディックスキー距離のワールドカップ(W杯)旭川大会は14日、9カ国の53選手が参加し、北海道旭川市の富沢クロスカントリースキーコースで開幕した。アジアでのW杯開催は初めて。第1日はクラシカルのミドルが行われ、女子立位(5キロ)でソチ・パラリンピック代表の阿部友里香(日立ソリューションズ)が3位に入った。阿部はW杯初の表彰台。出来島桃子(新発田市役所)は4位。男子は立位(10キロ)の新田佳浩(日立ソリューションズ)が4位で、同座位(5キロ)の久保恒造(日立ソリューションズ)は5位だった。

19歳、女子のエースと期待

 W杯初メダルにも阿部は「悔しい。1位を取りたかった」と唇をかんだ。女子立位は初日の男女5クラスで最も参加者が少ない4人。強豪ウクライナが欠場し、ソチ・パラリンピックのメダリストも不在。W杯最高4位の実績からすれば、優勝も狙えた。

 それでもトリノ、バンクーバーと2パラリンピックのメダリスト太田渉子が引退した後、女子のエースと期待される19歳には価値あるメダルだ。実はこの会場は本人が2010年に初めてスキーに挑戦した場所。思い出の地で、競技人生の新たなステップを踏んだ。