[PR]

 15日に閉幕した第65回ベルリン国際映画祭。イランで当局の監視下にあるジャファル・パナヒ監督の「タクシー」が、監督不在のまま最高賞の金熊賞に選ばれた。会期中は、仏連続テロ事件や欧州での移民排斥運動に対して、映画人から異議が相次いだ。「表現の自由」への関心が高まる中、コンペの各賞は社会派で低予算の作品に集まった。

 パナヒはタクシー運転手に扮し、テヘラン市内で客を乗せて運転しながら、固定カメラで車内を撮った。巨匠アッバス・キアロスタミ監督が「10話」などで使った手法だ。

 「泥棒は絞首刑にすべきか」を言い争う男女、外国映画のDVDを違法販売する業者、けがをした夫を病院に運ぶ妻、映画作りの宿題を出されためい――。乗り合いタクシーの中の一期一会が、ドキュメンタリーとフィクションの境界線上に映し出された。

 エンドロールにはパナヒ以外の…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら