丸田祐三さん(まるた・ゆうぞう=将棋棋士九段、元日本将棋連盟会長、写真家・丸田祥三さんの父)が17日、多臓器不全で死去、95歳。通夜・葬儀の日取りは未定。

 長野市出身。戦地から復員後の1946年、将棋のプロ棋士になった。歩の使い方が巧みで、「小太刀の名手」の異名を取った。61年の第20期名人戦七番勝負などタイトル戦に計4回登場し、故・大山康晴十五世名人らと名勝負を繰り広げた。棋戦優勝はNHK杯戦など計10回。名人挑戦権を争うトップクラスの順位戦A級に通算24期在籍し、73年に最高段位の九段に昇段。69~73年、日本将棋連盟の会長を務めた。81年に藍綬褒章。最年長記録となる77歳まで現役で活躍し、96年に引退した。