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 作家・原民喜(1905~51)が被爆直後の状況などを記した手帳3冊が18日、広島市中区の広島平和記念資料館に寄託された。うち1冊については、市民団体「広島文学資料保全の会」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産への登録を目指しており、所有するおいの原時彦さん(80)=西区=は「愚劣な戦争に反対する人類の遺産として、多くの人に知ってほしい」と語った。

 民喜は39歳の時、広島市幟町(現・中区)で被爆した。避難する途中、持っていた手帳に、見聞きした惨状を鉛筆で書きつづった。この記録を基に小説「夏の花」(原題・原子爆弾)や、詩「原爆小景」などの作品がつくられたことから、手帳は「原爆文学の原点」の一つとされる。

 原爆に関する記述は「8月6日8時半頃 突如空襲 一瞬ニシテ 全市街崩壊」との一文で始まる。廃虚となった広島の町を「爆風ニテ重傷セル人、河ニ浸リテ死セル人、惨タル風景ナリ」とし、「コハ今後生キノビテ コノ有様ヲツタヘヨト 天ノ命ナランカ」との決意も記している。

 広島文学資料保全の会はこの手…

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