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 小説「夫婦善哉(めおとぜんざい)」で知られる織田作之助(1913~47)の「最後の小説」が見つかった。掲載した占領期の京都ローカル誌「国際女性」は存在が知られておらず、研究者が金沢市の古書店などから発掘した。掲載時期から、織田が生前最後に構想した連載小説の可能性がある。

 見つかった小説「四つの手記」は、美容院を経営しながら一人で娘を育ててきた女性「私」の手記。かつて袖にした男性と再会し、「小娘のような気持」を抱く場面から始まる。「国際女性」46年9月の第2号に1回目が載っていた。分量は3ページ分と短めだが、掲載時期をみれば、絶筆とされる「土曜夫人」(46年8月連載開始)より遅い。

 雑誌は占領期のローカル誌を調査していた立教大の石川巧教授(日本近代文学)が昨夏、古書店で発見。各地の資料館などを調べ、第3号を除く1~7号を集めた。ただ、4号以降に「四つの手記」は掲載されていない。織田は46年12月に吐血した。体調悪化から未完に終わったようだ。

 石川教授は「女性の解放をうた…

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