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 津市の久居駅前に立つ「上野英三郎博士とハチ公」像。津市久居地区の出身で忠犬ハチ公の飼い主だった上野博士の銅像の頭に、今月初めごろ、だれかが帽子をかぶせた。なかなかおしゃれな帽子姿に、地元の人たちは「粋な計らい」と喜んでいる。

 2012年に立てられた銅像の製作に尽力した「上野英三郎博士とハチの銅像を建てる会」元代表の多田滋郎さん(81)によると、帽子を見つけたのは、今月の初めごろ。黒っぽい色の布製で、温かそうな帽子だ。

 銅像を立てるときに、最初は上野博士が帽子をかぶっている姿で予定していたのが、最終的に無帽のデザインに落ち着いたといういきさつがあっただけに、帽子をかぶった上野博士の姿は「かっこいい」と、地元での評判は上々だ。

 多田さんは「とても博士に似合っている。帽子がないと寒いと思ったのでしょうか。誰かわからないが、粋なプレゼント」と喜んでいる。(井上昇)