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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画に対する反対派が座り込みのため国道沿いに設置しているテントについて、内閣府沖縄総合事務局と沖縄防衛局は19日、反対派の市民に対し、26日までに撤去するよう文書で指導した。

 反対派は昨年7月以降、移設予定地を抱える米軍キャンプ・シュワブ前の国道で座り込みを続けている。テントは、シュワブのフェンス沿いの歩道にシートやパイプを使って約20メートルにわたり設置。当初、座り込みは日中だけで、夜間はテントを撤収していたが、今年に入ってからは24時間設営されている。

 沖縄総合事務局北部国道事務所は「許可なく設置されており、これまでも口頭で指導していた。24時間態勢になり、火の取り扱いも見られて危険だ」と説明。沖縄防衛局は「施設区域の安全確保を阻害しているとして、米海兵隊から撤去要請があった」としている。今後、行政代執行の手続きが取られる可能性もある。

 座り込みをとりまとめる沖縄平和運動センターの山城博治議長は「運動として定着し、県民の支えもある。突然来て撤去しろというのは冗談じゃない」と話した。