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 輸入車販売大手のヤナセは20日、元取締役の男性(64)が社員の互助組織である共済会の資金を私的に流用していた、と発表した。2002~14年にかけて計約2億円を流用していたという。すでに刑事告発し、男性に対し弁済を求める民事訴訟も起こした。

 元取締役は、人事担当者として共済会の業務を管理する立場だった間に、資金を個人口座に移し替えていた。一時は共済会の会長も務めていた。元取締役は14年12月に退任した。その後、後任の担当者による調査で不正が発覚した。

 同社は、井出健義社長の報酬を3カ月間2割減らすなど関係者の社内処分をする。