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 薬剤師が薬を出すときに、患者の状況を把握するのに欠かせない薬剤服用歴(薬歴)。この「薬のカルテ」を書いていない問題が、大手薬局チェーンの調剤薬局で再び発覚した。業界団体は、薬歴を書くという薬剤師の基本動作を徹底するように呼びかける事態になった。一方、厚生労働省の動きは鈍く、新たに調査する考えはないという。

 くすりの福太郎(千葉県鎌ケ谷市)で薬歴が大量に未記載だったことを朝日新聞が報じた10日、同社は不適切に申請した診療報酬を返すことを表明し、社長は退任の意向を示した。

 同日、日本チェーンドラッグストア協会は、薬歴の管理状況の再点検と、薬歴記載の徹底を加盟各社に緊急要請した。12日には「調剤業務不適切問題対策本部」を設置し、コンプライアンスの徹底を図るとしている。

 協会の要請に従ってCFSコーポレーション(横浜市)も対策を始めたという。朝日新聞が入手した2013年7月の営業会議用の資料には「薬剤師が利益貢献していない部門を見直し」「薬剤師を搾り出す→成長部門へ振り分け」など、利益重視の言葉が並ぶ。同社は「非常識な担当者がこんなことを書いてしまった。我々にそんな意図はない」と弁明する。

 朝日新聞には薬局の薬剤師など…

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