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 東京・歌舞伎町のキャバクラ店で乱暴な言動で料金を取り立てたなどとして、警視庁は、住所不定の西山明容疑者(23)ら従業員の男5人を東京都ぼったくり防止条例違反(不当な料金取り立て)と労働基準法違反(強制労働)の疑いで逮捕し、24日発表した。いずれも容疑を否認しているという。

 保安課によると、店は新宿区歌舞伎町1丁目の「CLUB Cenote(セノーテ)」。5人は昨年12月1日、客の男性(32)に「金払わなかったら、帰れるわけねーだろ」「働いて返すしかねえんだよ」と言ったり、腹を殴ったりして料金を取り立て、約13時間にわたって店の便所掃除や客引きを強要した疑いがある。

 男性は、客引きに「1時間4千円」と声をかけられ、1日午前5時ごろに1人で入店。まもなく寝入ってしまい、同日正午ごろに起きたところ、51万円を請求されたという。男性は2日朝に逃げ出し、静岡県内で県警に保護された。「富士山まで逃げれば追ってこないと思った」と話しているという。

 この店は昨年11月の開店以降、「不当に高額な料金を請求された」などの苦情が警視庁に51件寄せられていた。