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 テレビ朝日の吉田慎一社長は24日の定例記者会見で、BS朝日のバラエティー番組収録中に救急搬送された12歳(当時)の女性アイドルが、「意識が完全に回復し、退院のめどがたった」と明らかにした。

 少女は1月28日の収録で、声を変えるための市販のパーティー用ヘリウムガスを一気に吸って意識を失ったとみられている。脳の血管に空気が入り、血流が妨げられている「脳空気塞栓(そくせん)症」と診断されていた。

 吉田社長は事故を謝罪したうえで病状を説明。少女は一般病棟に移って治療を続けていると説明する一方で、後遺症の有無や治療の詳細については「ご家族のお気持ちもふまえ、当方から話すのは控えさせて頂きたい」とした。

 テレビ朝日は社内に設置した検証委員会で原因究明を進めているが、「担当専門医の話として、ガスを一気に吸ったことが原因の可能性が高いが、ご本人が吸ったかどうかはっきり覚えていない」として、現在、原因を特定できる段階にはないとしている。