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 「新修彦根市史第4巻 通史編現代」が、2008年の着手以来7年を経て刊行された。記述内容を巡って彦根市と執筆者が対立、市はいったん発刊中止を決めたが、市民有志が「自分たちの時代の歴史を残したい」と署名運動と監査請求をし、和解、発刊となった。3月14日に市民と執筆者が発刊を祝う会を開く。

 1月31日付で発刊された市史第4巻は、1945年から2009年までの市の歴史を3章に分けて、上野輝将・元神戸女学院大学教授ら7人の執筆者が書いている。これで「新修彦根市史」全12巻が完結した。

 対立点の一つとなった「近江絹糸人権争議」は12ページ分。争議の経過と背景、市民の反応が詳しく書かれている。獅山向洋前市長は人権争議も含めて「原稿が全体的に新聞史料に頼りすぎ」「組合側に立つなど内容が偏っている」と批判した。これに対し、執筆者の上野元教授らは「公文書ではわからない当時の状況が新聞に詳しく書かれている。関係者にも取材している」と反論した。両者の対立は解けず、発刊が遅れた。

 2013年4月に獅山氏に代わ…

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